1~5の成績は観点ごとの評価で決まります。
今年度までの観点は
意欲・関心・態度・・・今学んでいる内容に対して関心を持っているか、その課題に対する積極性
思考・判断・表現・・・今取り組んでいる課題を解決するための思考力があるか、それを表現できるか
技能・・・今取り組んでいる課題を解決する十分な技術が身についているか
知識・理解・・・各単元で必要な知識を理解できているか
この4つでした。
それぞれの単元ごとで評価され最終的にA〇・A・B・C〇・Cのランクが決まります。
これが来年度からは次の3つの観点に変わります。
知識・技能
思考・判断・表現
主体的に学習に取り組む態度
それぞれの評価対象は、
知識・技能・・・何を理解しているか、何が出来るか。つまりテスト・実技などが評価対象です。
思考・判断・表現・・・各教科の知識・技能を活用して課題を解決するため等のために必要な思考力、判断力、表現力等を身に付けているかどうか。
ディスカッションやレポート、発言などが評価対象。
主体的に学習に取り組む態度
上の二つを身に着けるために、自らの学習状況を把握し、
学習の進め方について試行錯誤をするなど、自らの学習を調整しながら、
学ぼうとしているかどうかという意思的な側面を評価。ちょっと具体性に欠けます。
・ノートやレポート等における記述
・授業中の発言・教員による行動観察
・児童・生徒による自己評価や相互評価等の状況を教員が評価を行う際に考慮する材料の一つとして用いること
評価の対象となるポイントは3つ
①自分の学習状況を理解できているか。
②①に基づいて不足しているところ、得意なところを伸ばそうと試行錯誤しているか。
③試行錯誤の中で粘り強く行動しているか。
つまり、
①自分の学習状況を確認する場があり、
②その中で自分を成長させるための計画や予定を立てて実行し、
③その実践を粘り強く続けるor無茶な場合は計画を立て直す。
というのが評価されるようです。
パッと思いつく評価の方法はテスト直し。
①単元テストや小テストなどを行ったときに必ず反省プリントを書き、
②次にどうやって学習していけばいいかを書き、
③その通りに実行できたかチェックするシートを提出されて評価するとかでしょうか。
その反省の中で、「次はめっちゃ頑張る」とか「問題をたくさん解く」のような曖昧な意見と「今回出来なかった〇〇の単元はもう一度ノートを見直し、問題をできるようになるまで解く」とか「今回練習が不足した分、次回の単元テストではワークを2週できるように早いうちから取り組んでおく」という具体的な意見に対して評価で差をつけたりするのでしょう。
意見を言うだけなら誰でもできるので、実際に計画を立てて、
その通りに実践したかのチェックが入って評価されるのでしょう。
となると、実在の自分に対する自己評価、勉強計画を立てる、
実践に対するレポートの機会が正式に用意されることになるんでしょうか。
だとすれば個人的にはおもしろそうです。(中学生は嫌がるかもしれませんが)
この評価に関して、「学校の先生にコビを売るだけでは成績に反映されない」
のがミソだと思います。
目をキラキラさせて、
「先生!今回のテストでできなかったところをワークでやり直ししてできるようになるまで練習します!頑張ります!」
と伝えたとしても計画や、やった証拠を出さなければ評価はされないということです。
頑張るからにはそのプランを示せ。
そして、実践した証拠を出せと。
城南コベッツ玉川上水教室は、
学習計画を立てて、その通りに実践するサポートに
自信を持っております。
お気軽に城南コベッツ玉川上水教室( 042-590-2250 )までお問い合わせください。